キャンセルダウンのために必要なこと
患者様がキャンセルするのは、ある程度は仕方がない。
その通りなのですが、問題は「ある程度」とは「どの程度」までなのでしょうか。
キャンセルには種類があります。仕方がないキャンセルとそうではない問題のあるキャンセル。
仕方がないキャンセルは、どちらかと言うと患者側の都合によるもの。しかし、これにおいても医院の方針次第では、キャンセルを改善することが可能です。
一方の問題のあるキャンセルは、医院への潜在的な不満が原因でのキャンセル。
まずは現状を知ること
リコール対策と同様に、キャンセル対策にとってもまずは現状を知ることが大切です。
キャンセル率としての数値面と、潜在的な不満がないかのアンケートを含めた患者分析です。
キャンセルダウンにはチーム力が試される
キャンセルダウンのためには、スタッフの協力が欠かせません。
しかも、対策としては少々後ろ向きの、どちらかと言うとスタッフも嫌がるような対策となります。
そんな時に、趣旨を理解して、協力してくれるスタッフが居てくれるのか、また院長とスタッフが良好な関係であるのかが試されるポイントでもあります。
キャンセル対策がよく後回しにされている理由はここにあります。
キャンセルダウンのための対策
・キャンセル率の現状把握、計測方法のスタッフへの伝授
・キャンセルダウンのための各種ツールの整備
・キャンセルダウンのための取り決め事の確認
こんな院長先生へ
・自院のキャンセル率がどれくらいなのかを把握していない
・いつの間にか来なくなる患者が多いような気がする
・キャンセル率が15%以上ある