書くことの効用

怒りや悲しみで心がいっぱいになった時、人は「自分」か「他者」のどちらかを攻撃すると言います。

近年、アンガーマネジメントという、怒りをコントロールするための考え方が注目を浴びています。
私が効果的だと思うのは、「思いを文字に起こすこと」。

仮に、誰に見られるでもない文章であったとしても、人は自然と文章にするために頭のなかで感情を整理して文章を組み立てます。
思いを文字にするとは、思いを可視化することと同義であり、それだけ客観的に自分の感情を見ることができるのです。

最近、私もマイナスの感情がいっぱいになってしまうことがありましたが、それを感情のままにぶつけることなく、文字にして整理することで客観視してその問題をうまく解決することができました。

アンガーマネジメントのポイントは、
「自分の怒りを客観的に冷静に見つめられるかどうか」。
そのために文章にすることはとても効果的だと実感しています。

先生も診療でお忙しい中で、自分のリズムを崩されることでイライラされることが多いように思います(^^;)
その場では爆発しなくても、診療が終わってからも悶々として、、また同じようなことがあった時についに爆発してしまうっ!

そうならないように、思いを文字にすること。
そして、その時は望ましい未来(問題解決)のための考えまで文字に起こすこと。
これだけでもスタッフマネジメントの質が変わってくるものと思います。

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