新患は歯科医院経営の健康バロメーター
新患は歯科医院経営の健康バロメーターです。
新患数=チェア台数×9以上あれば、歯科医院経営は順調に推移していきます。
(例えばチェア台数が4台なら36名以上の月新患が目安です)
それ未満の新患数だと、その歯科医院のリコール数によって深刻度は変わってきますが、
歯科医院経営としては低位で推移していくことが多いです。
それでは、新患を増やすにはどうすればよいのでしょうか?
新患が何をきっかけにして当院に来たのか?
内訳としては、地域差や医院差はありますが、私のクライアント先の平均はだいたい以下の通りです。
・ホームページ 55%
・家族紹介 20%
・看板・近所 15%
・友人紹介 10%
やはり、これを見ると、新患を増やすうえで最も大切な要素は
「ホームページ」だということは間違いなさそうです。
つまり、新患を増やす王道は、「強力なホームページを作ること」なのです。
問題は、どうやって強力なホームページを作るか?ですね。
ホームページ対策の2つの基本
ホームページ対策としては、大きくは2つに分かれます。
1つは、自院ホームページに来てもらうまでの動線。
これはSEM(Search Engine Marketing)といって検索エンジンでの上位表示の対策を行ったり
リスティング広告を出したりして
出来るだけ自院ホームページを患者さんの目につく場所に置いておくための対策です。
あるいは、SMM(Social Media Marketing)といってTwitterやFacebook、Instagramを利用して
より潜在的な患者層を探っていく対策もあります。
まだまだSMMの対策を行う歯科医院は少数ですが今後効果が上がってくるとともに
対策する歯科医院も増えてくることでしょう。
いずれにしても、自院ホームページに来るまでの対策が1つ目の対策です。
いくら良いホームページを作っても見に来てもらえなければ、存在しないのと同じですからね。。。
こちらは、大小さまざまなIT業者がサービスを展開されているほど専門分化していますので
またそれぞれについては別の機会でご説明しますね。
もう1つは、自院ホームページに来てもらってから「この歯医者に行く!」と思ってもらうための
ホームページの中身の対策(コンテンツ対策)です。
こちらは逆に、いくら1つ目の対策で自院ホームページに来てもらう方が多くても
中身に魅力がなければ来院には至りませんから、
2つ目の対策も非常に重要だということはご理解いただけるかと思います。
この2つ目の対策での重要な観点は、「専門性」「人間性」「利便性」です。
順番に説明しましょう。
歯科医院ホームページのコンテンツ対策で必要な視点
○専門性:歯科医院(または院長)ならではの専門科目やこだわりなどを発信することで、その専門を魅力に感じる患者に来院してもらう
○人間性:院長やスタッフの人の良さを文章や写真、映像などで発信し、それに魅力を感じる患者に来院してもらう
○利便性:歯科医院へのアクセスや診療時間・曜日などの充実さを発信し、それに魅力を感じる患者に来院してもらう
それぞれ、なんとなくイメージできると思います。
この「専門性」「人間性」「利便性」の3観点をホームページの中身に分かりやすく伝えていくのがポイントです。
3観点は、当然、歯科医院によって違います。
歯科医院の長所がどこにあるのか?それを深堀りするからこそ出てくるコンテンツになります。
この3観点が充実しているかどうかは、次のことをイメージしていただければ分かります。
例えば、「前田歯科医院」のホームページがあったとして、ザッと目を通した時に、
「前田」という名前を「山田」と変えたとしても成り立つ程度の中身だったらそのホームページの3観点は不充分だと言えます。
当たり前のことだけを書くのではなく、その歯科医院らしさ、または院長先生(スタッフ)らしさを「専門性」「人間性」「利便性」の3観点から伝えていくこと。
これがホームページのコンテンツ対策の王道です。
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「新患を増やす≒強力なホームページを作る」ことにぜひ力を入れて頂ければ幸いです。
追記:コンテンツを作るうえで、他院さんのホームページは非常に参考になりますが、
気をつけて頂きたいのは、参考にしすぎる、つまり文章をパクってしまうと
Googleからコピーコンテンツとして見られてしまい、
検索結果に表示されなかったり、コピー元からのクレームにも繋がります。
また、皆さんにパクる気がなかったとしても、ホームページ作成業者に文章作成を丸投げしてしまうと
業者が色々なところがパクってくるフランケンシュタイン(笑)のような
ホームページとなり、これもコピーコンテンツと見なされます。
他院のホームページは参考にしながらも、
ぜひ皆さんのオリジナリティあふれるコンテンツを作成していただければと思います。
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