患者満足はディテールにある

airdo

北海道から神戸への帰りの機内でのこと。

今回の新型コロナの影響もあり、100人乗りほどの飛行機内に乗客は私を入れて6,7人。

 

どう考えても大赤字。

航空会社は頭の痛いところだろうなあと思いながら、飛行機のドアが閉まって窓の外を見ていると、飛行機誘導係の方や整備係の方たちが、外から手を振ってくれていました。

 

別に初めての経験でもないのですが、、、ちょっと嬉しい気持ちになった自分に、(なんでだろう?)と考えていました。

 

何で手を振ってくれるだけで嬉しい気持ちになるのか?

 

離陸して、シートベルト着用サインが消えたので、そんなことを考えながらトイレに行くと、トイレの中にも写真のようなメモ書きが!(降りる時に誰が書いたのか聞くと、機内のCAさんが新型コロナで乗客とのコミュニケーションも減っているので書いたとのことでベタ褒めしておきました(#^^#))

 

嬉しかったですね。

 

その2つの嬉しい出来事の理由について、

私の中での結論は、

「わざわざ自分のために(時間を使って)何かをしてくれたのが感じられるから」。

あとは、意外性もあったと思います。

仕事の完遂だけを考えれば、飛行機誘導係の方が手を振ったり、CAが手書きのメモを書いたりすることは、あまり関係のあるものではありません。

客である自分もそう分かっているからこそ、あえてひと手間をかけて温かみのある挨拶をしてくれたことに意外性を感じて、それが嬉しさに繋がったのだなと。

 

さてさて、人間が感じる嬉しさにそんなルール化ができるとするならば、歯科業界ではどのようなことが出来るでしょうか?

考える価値はあると思いませんか?!

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