現状診断は、今後の方向性を決めるうえで非常に重要。
いわば、治療前のレントゲンのようなものだ。
ところが盲点として、
方向性を決めた後に、定期的に現状診断をすることを怠ってしまう点がある。
・はじめに決めた方向性からずれていないか?
・引き続きうまく機能しているか?
・新たな問題が生じていないか?
市場は、自社だけで存在している訳ではなく、
顧客(顧客の嗜好性の変化)
競合(競合の取組みの変化)
といった変動要素があるからだ。
例えば、市場調査をして適正だと判断したセラミック価格でも、
競争過熱により適正でなくなることもあるだろうし、
歯科衛生士求人条件でも、3年前の相場だと見向きもされなくなるだろう。
どうしても活動的な経営者ほど、先へ先へと目線が行きがちだが、
3Cを含めて、かつて行った現状診断を過信せずに、
定期的に現状再診断をして、振り返ることが重要となる。
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