ここまで凄いとは思わなかった日誌の効用

日報

新人教育などで使い古された手法の「日誌(日報)」。
私も目新しさはなかったのですが、やってみて効果を実感しました。

一日の振り返りを改めてしてみると、日々学びがあることに気づきます。
その多くは書かなければ忘れてしまうようなものなのですが、日誌で言語化することで経験としてより深く積み重ねることができます。
考えや感情を言語化して心の整理をすることもできます。

また、一日の振り返りだけではなく、明日の予定もスケジュールとして書いていくと、明日のイメージトレーニングができるのです。
実感として、生産性が1.5倍くらいには上がっているのではないかと思います。

仕事のスピードは、「着手スピード(その仕事に取り掛かるまでの早さ)」と「業務スピード(その仕事自体をこなす早さ)」に分解できますが、そのいずれもが早くなったと感じます。事前のイメトレによって、予想外のことが減るだけではなく、予想外のことが起こった時に、軌道修正するべきポイントが分かっているので、その対応も早くなります。

目新しい対策ではありませんが、日誌を少々舐めていました(^^;)
本当に良い事尽くめで、恐らくこれを1年続けると相当成長するだろうなというのが分かります。一流のアスリートや有名な経営者が日誌を書き続けているという理由も頷けます。

問題は、継続力。
良いとは分かっていても、なかなかどうして人間は面倒くさいことは続かないものです。
それについては、また次回にでもお伝えします。

ちなみに、日報と日誌の違いは、日報は誰かに報告するものであるのに対して、日誌は自分の振り返りのために記録するものです。
個人的には、その定義の違いよりも、「一日の振り返り」と「翌日の予習」ができるフォーマットであることが大切であると認識しています。

関連記事

  1. 成長のために必要な要素=当事者意識

  2. 率先垂範はリーダーの鏡

  3. 「学び」と「実践」の間にある壁

  4. やりたいことと求められること。人生の後半戦での選択とは。

  5. 本番でベストパフォーマンスを出すためのコツ

  6. ピンチに陥った時に心がけること

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。